経済産業省は、5月から信用保証制度を利用した実質無利子・
無担保・据置最大5年の融資を可能としました。あわせて、信
用保証料も半額又はゼロとなっています。

新規借入はもちろん、現在借りている信用保証付き融資を実質
無利子の融資に借換えることも可能ですので、既存借入の金利
負担や返済負担を軽減するという使い方もできます。既に日本
政策金融公庫で無利子の融資を受けた方でも申込可能です。

■ 保証料・利子の減免を受けられる要件

【個人事業主の場合】
・売上高が5%以上減少していれば保証料・金利とも実質ゼロ
となります。

【法人の場合】
・売上高が5%以上減少していれば保証料が1/2となります。
・売上高が15%以上減少していれば保証料・金利とも実質ゼ
ロとなります。

■ その他の要件
・融資上限額は3,000万円です。
・補助を受けられる期間は、保証料が全融資期間、利子は当初
3年間です。
・融資期間は10年以内うち据置期間5年以内を設定可能です。
・無担保です。
・一定の要件を満たせば代表者保証も不要となります。

制度を利用するためには、セーフティネット保証4号・5号、
危機関連保証いずれかの認定を取得しなくてはなりません。今
までは自身で取得する必要がありましたが、現在では金融機関
経由で取得してもらえるようになったため、手続きが大幅に簡
素化されました。

申込期限は7月31日までです。売上が5%以上減少している企
業様は、新規借入はもちろん、既存借入の借り換えも含めて積
極的に活用したい制度です。

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