前回号の続きです。

■着眼点21:ビジネスの業務フローを抜本的に組み替える!

●ITやAI、ロボット技術が飛躍的に進化しています。

コンテンツは、音声や動画で保存ができ適時廉価に利用できる
ようになりました。学習や教育分野においては、遠方まで勉強
会やセミナー、研修のために移動する必要がなくなってきまし
た。プロの提供する優良なコンテンツが、自身のスマホやパソ
コン画面に提供されています。時間や距離の制約を受けない環
境が整備されています。自身の学習や社員教育の方法を抜本的
に見直しましょう。

多くの業務がRPA(=ロボティック・プロセス・オートメー
ション)により、現時点でも半自動化できます。人の手を必要
としない業務の領域が、順次拡大されることでしょう。単純な
入力作業、繰り返し業務は概ね置き換えができます。単純事務
業務は間もなく消滅します。

レジの自動化、無人レジを見かけるようになりました。無人店
舗の実験も始まりました。近々実用化されることでしょう。レ
ジ係という仕事は間もなく消滅します。さらに、店舗運営者の
仕事も激減することでしょう。

自動運転技術の実証実験が継続されています。5Gのインフラ
も整い、いよいよ本格始動です。耐久年数の長い自動車が主役
のため、完全切り替えには時間がかかりそうですが、長距離移
動の高速道路や、特定エリアに限定した限定稼働は時間の問題
でしょう。車両の運転という業務も激減しそうです。

AIを使った調理器具は、効率的にプロの調理技術を模倣しま
す。短時間で美味しい料理を確実に提供してくれます。料理人
という仕事も激減するはずです。

医療や法務などの高度な翻訳分野においても、AI自動翻訳の
精度がプロ翻訳家の精度に近づいています。プロの翻訳家を必
要としない時代はすぐそこまできています。プロの翻訳家とい
う仕事は近々消滅します。…等々

我々は今、技術革新の真っただ中に置かれています。効率的に
勉強して、新しい技術を活用した新しい会社運営のスタイルを
模索していかねばなりません。また、労働力としての人手不足
は近々解消し、労働力は余ります。そうなります。

…次回につづく

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