前回号の続きです。

■着眼点20:画像や紙の媒体から動画(音声)媒体への急激
なパラダイムシフトへの対応を!

画像や紙の媒体から動画(音声)媒体への急激なパラダイムシ
フトが始まっています。ホームページ・ブログやツイッターが
ユーチューブに、紙のカタログが動画のカタログに、書籍がリ
スニングブックに、社員やアルバイトの採用告知がホームペー
ジ上の画像から動画の案内に、教育用のマニュアルが紙から動
画に、ライブの教育セミナーがオンラインセミナーに…急激に
変わり始めています。

画像や紙の情報に比べて、動画の情報はその情報量が圧倒的に
勝ることは以前からわかっていましたが、近年これを実現する
ためのインフラが整備されたことが主な理由です。
※動画を作る仕事の需要が急増しています。

●あるメーカーは、毎年更新している商品カタログに加えて動
画を付加しました。商品のコンセプトや主力商品の特徴などを
動画に仕上げて、カタログと共に顧客に提供しています。カタ
ログだけでは十分伝えきれなかった商品の良さを、短い動画の
ダイジェスト版で広報できています。カタログ+動画、この組
み合わせがお勧めです。

●某飲食企業は、新規のアルバイト向けの導入教育用動画を制
作しました。それまでアルバイトの教育は都度店長が対面で行
っていましたが、動画を準備したことで、アルバイトの導入教
育の80%が自動化できたそうです。アルバイトの導入訓練に費
やしていた店長の実働時間を大きく削減できているようです。

※参考:動画の進化版であるVRの現時点の主要なマーケットは
教育分野です。ウォルマート・ケンタッキーフライドチキン
(KFC)、東日本旅客鉄道(JR東日本)等が実際に活用してい
ます。コスト削減になる、リアルな体験感を得られること等が
そのメリットと言われています。VRではなく、普通の動画でも
十分有益ですのでご検討ください。

※参考:『VR・バーチャル・リアリティ(英: virtual reality)
とは、現物・実物(オリジナル)ではないが機能としての本質
は同じであるような環境を、ユーザーの五感を含む感覚を刺激
することにより理工学的に作り出す技術およびその体系。略語
としてVRとも。日本語では「人工現実感」あるいは「仮想現実」
と訳される(#「仮想現実」という訳語について)。古くは小
説や絵画、演劇やテレビなども、程度の差こそあれVRとしての
機能を有している。』〔出典:ウィキペディア(Wikipedia)〕

◆半数以上の人が、買い物前に動画を探す!
Criteo社HPから引用させていただきました。
https://www.criteo.com/jp/company/
『Criteoが予測したとおり、2018年は動画広告市場が驚くべき
成長を遂げ、今や動画広告は最もエンゲージメント効果の高い
マーケティングフォーマットとなっています。その背景として、
スマートフォンで動画を視聴する習慣が国や地域、世代を超え
て一気に定着しつつあることが挙げられます。Googleの調査で
は、「買い物の前に動画を探す」と回答した人は全体の50%超。
YouTubeで商品やサービスの使い方を説明する、いわゆる「ハ
ウツー動画」の検索数は前年比70%も増えていることが明らか
になりました。ちなみに、ハウツー動画で特に人気の高い分野
は、日曜大工(DIY)、美容、そして料理でした。さらにGoogle
は、約53%のスマホユーザが、サイトやアプリにハウツー動画
を用意している企業に対して「好感が持てる」と回答したとい
う調査結果も明らかにしています。』

…次回につづく

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