…前回号からのつづきです。

【Afterコロナ】を迎えるには相当の時間が掛かりそうです。
予防薬と治療薬が浸透した時に、人類はその警戒レベルをイン
フルエンザ等と同じにするのでしょう。一方、それまでどうす
るのか?【Withコロナ】で経営し、生きていくしか他に方法は
ありません。また、【Afterコロナ】は、【Beforeコロナ】と
同じではなさそうです。概ね【Withコロナ】モードを踏襲する
ことになりそうです。

■3密「密閉」「密集」「密接」業態は工夫が必要!

〇TVやYouTubeスタジオでは、コメンテーター同士の距離を
取る、または、アクリル板で仕切るなど工夫しています。この
アクリル板は便利です。
〇飲食店のカウンター席などは、このアクリル板を使って隣と
仕切ると安心感が格段に増します。
〇また、セミナーや会議室、執務机の隣の席との仕切りにも有
効です。講師の前にも設置しましょう。
〇レジや受付などの対面ゾーンでは、金融機関の窓口のような
仕切りを作るといいですね。透明のシートを活用すると廉価で
対応できます。
〇このアイデアは、他の業態、例えば、美容室やネイルサロン
などでも使えます。
内装業者、備品業者さんが企画して提案して欲しいものです。
◎これからは、このようなサービス業に対する設計思想(店作
り)も変わりそうです。知恵の絞りどころです。
〇イベント会場は換気でしょうか。換気の容量を桁違いに上げ
る必要がありますが容易ではありません。冷暖房の効率と換気
の兼ね合いをどうとるのか、空調メーカーさんの腕の見せ所で
す。
◎この分野でも設計思想が変わります。
※イベントやコンサートなどにはVRが浸透しそうです。〔VR
は「Virtual Reality」の略で、「人工現実感」や「仮想現実」
と訳されています。〕今までは、高コストで教育訓練用にしか
用途が見つからなかったVRのマーケットが一挙に拡大しそう
です。
〇従業員(やお客様)を検温する、これも信頼感を得られるか
もしれません。ハイグレードなホテルは実施しています。

■【Withコロナ】は長期化の様相!

【Withコロナ】のステージは以下の3つに分類できます。
●レベル1.緊急事態宣言(強烈な自粛)
●レベル2.相当な自粛
●レベル3.緩やかな自粛

この3つのレベルを含めると、この期間は相当長期に及ぶはず
です。当面●レベル1と●レベル2を繰り返すかもしれません。
●レベル3は【Afterコロナ】のスタンダードかもしれません。
言い換えると、我々は生涯【Withコロナ】として生きることを
強いられるかもしれません。受け止めなくてはなりません。

■【Afterコロナ】は、【Beforeコロナ】とは異なります。

大変大きなルールチェンジが起こっています。この流れは止ま
りません。加速します。少なくない過去のルールが反故にされ、
新しいルールがスタンダードになります。精鋭の経営者は『ル
ールメーカー』として対応してくるはずです。狙いたいもので
す。

まずは、目先の備えを済ませたうえで、【Afterコロナ】の自社
の経営について、防空壕の中でじっくりと考えてみてください。
〇世の中がどう変わるのか?
〇自社はどう対応するのか?
〇今すぐ取り組むべきは?

※追伸:できる備えは済ませましたか?様々な資金面の支援策
が打ち出されています。ご遠慮なく当事務所までお問い合わせ
ください。

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